社会事業部 津嶋 健
東京都行政書士会練馬支部社会事業部では１０月２３日（金）、光が丘区民センター２階玄関脇通路にて「行政書士による暮らしと事業の無料相談会」を開催しました。
同会場では７月にも無料相談会を開催しましたが、その後、新型コロナウィルス感染症の感染拡大傾向が見られ、９月に予定していました講演会・相談会が中止、延期などとなっていました。しかし新首相のもと、コロナ対策と経済活動を両立させていく方針が示され、拡大傾向もやや収まった感も見受けられ、これらの経緯を受けて、今回開催の運びとなりました。
今回も防止対策に万全の体制を採り実施いたしました。防止対策は、前回実施の経験を踏まえ、より的確に実施できたものと自負するところでありました。ご相談に来られた方達も、体温測定に応じてくれるなど皆さん協力的で、咳こんでいたりする方もいらっしゃらず、コロナ対策的にはスムーズに進められることができました。
相談会の方は、コロナの影響ばかりでなく雨空のなかの開催でもあり、前回よりも相談者の数は少し減りましたが、相談に訪れる方は熱心な方ばかりでした。今の時代、相続の問題は誰でも何かしら抱えている問題なのかな？と、改めて認識できる場面ばかりでございました。
前回は「自筆遺言書保管制度」がスタートした直後で、遺言書に関する質問が多い印象でしたが、今回は相続全般に関するご相談が多かった印象でした。個々に抱える課題も様々で、各課題に適切な制度を当てはめて相談に応じていく必要性も感じ、我々も新しい制度など勉強を怠ってはいけない旨、肝に銘じて今後も努めてまいりたいと思います。