社会事業部 津嶋 健
東京都行政書士会練馬支部は12月18日(金)、はつらつセンター光が丘にて、「行政書士による相続・遺言の無料講演会、相談会」を開催しました。
参加者は、新型コロナ感染症が拡大傾向にあることを鑑み、区報などでの告知は差し控え、はつらつセンター光が丘で周知していただき、人数を絞った結果、10名となりました。
冒頭、同支部社会事業部の津嶋健部長が挨拶。相続に関する問題について事例を挙げつつ説明し、早めの対処が大事であることを述べました。
講演会は、宮﨑康行政書士が講師を務め、「終活のタイムスケジュール~遺言書・相続~」と題し、実施されました。
講演会では、遺言書の必要性とともに、遺言書の形式について詳しく解説。形式は大きく分けて3種類。①自筆証書遺言個人保管②自筆証書遺言法務局保管③公正証書遺言で、それぞれの利点やマイナス点を挙証し、遺言書形式を選択するうえでの判断基準を提示しました。
また、相続に関する新しい制度についても解説。終活でよく使用される「エンディングノート」を使用し、終活とも関連付けて講演しました。アンケートの結果でも、好評を得ておりました。
講演会の後は、個別相談会も実施しました。相談者は3名の方で、相続にまつわる親族間のトラブルなど、いずれも熱心に相談会に臨んでおられました。
講演会・相談会当日、東京都の新規感染者数が増大するなかではありましたが、参加者の皆さんも体調に問題もなく、はつらつセンター光が丘スタッフの皆さんの協力もあり、無事、会を催すことができました。