東京都行政書士会練馬支部は１０月１２日（木）、東京都行政書士会広報月間事業の一環として、練馬区役所本庁舎にて、「行政書士による暮らしと事業の無料相談会」を開催しました。
今回の相談会は、日本公証人連合会ご協力のもと、公証人の先生を相談員として派遣していただくこととなり、練馬会場には、練馬公証役場より中村周司公証人がご参加いただきました。
相談者は２３組ご来場いただきました。６月に同じ会場で実施した折は１８組、昨年開催時は１０組と、少しずつではありますが、認知度は高まってきたと考えてよいかと存じます。相談内容は、相続関連がやはり一番多く１９件、不動産関連２件、法人設立１件、民泊１件という内訳でした。相続のなかでも、成年後見や空き家問題が関連したご相談もあり、よりきめ細やかな対応が求められる印象を受けました。
中村公証人に受けていただいた相談では、遺言書にまつわるご相談を多く受けていただくこととなりました。１件は公正証書遺言作成を前提としたもので、実際の手続きの流れ、ご用意いただく書類などについて丁寧にご説明いただきました。相談者も実際にご担当いただくかもしれない公証人の方に話が聞け、安心されていました。
ポストコロナの流れのなか、今後も感染対策に気を配りながら、このような催しを引き続き開催し、住民の方々のご相談に応じていきたいと思います。