東京都行政書士会練馬支部は11月17日(金)、練馬区役所本庁舎19階会議室にて、相続・遺言と空き家問題2つのテーマに関する講演会と、相談会という構成で「暮らしと
事業の無料講演会・相談会」を開催しました。
冒頭、同練馬支部の堀井博綱副支部長が挨拶に立ち、当講演会・相談会の趣旨についてなど説明しました。
第1部「相続と遺言」講演は、山﨑八九生行政書士が講師を務めました。講演では、遺言書がなく相続人が亡くなっていたため、代襲相続人多数となり、相続手続きが困難を極めた実例を挙げ、遺言書の必要性を説きました。
第2部「空き家対策」講演は、新郷健太行政書士が講師を務めました。空き家問題に関するデータや行政の取組みを挙げ、相続をきっかけとして空き家が発生する例についても言及。様々な対策法について、行政手続きを通したものなど詳しく解説しました。
終演後は、同練馬支部の榎本晃支部長が挨拶に立ち、相続・遺言や空き家問題などについての留意点について触れ、また行政書士の取組みについて述べました。
第3部「無料相談会」では、8組10名の方が参加されました。いずれも相続・遺言にまつわる相談でした。特に遺言書の書き方やその形式の違いについてなど聞かれる方が
目立ちました。
また同練馬支部は11月26日(日)、はつらつセンター豊玉にて、10月に同センターで開催した講演会・相談会と連動し、「暮らしと事業の無料相談会」を開催しました。
事前申込みによる7名の方が参加し、いずれも相続・遺言にまつわる相談となりました。熱心な方ばかりで、相談員を担当した行政書士も熱のこもった対応となり、満足されたという感想を残し、帰られる方もいらっしゃいました。